読書日記

 ゾウリムシの接合について説明されて、こんなに感動するとは思わなかった。小説以外の文章で感動するとは思わなかった。というか、涙が出るとはね、文章で。しかも、こんな人の文章で。
 憧れってのは、どうしようもなくきりきりする感情で。。若いころのこの人は本当に好きになれないと思っていたけど、そうでもなかった。晩年の深い人間臭さがやっぱり萌していることに気づかされた。