お肉っぽい というのを表現する単語を探したけど、うまく見つからなかった。文字にしてみても、やっぱりどこか違う。お肉っぽいって口で発音した感じでしか表せない。
お肉っぽいのが好き→だから白黒。っていうふうに頭の中ではピピッと繋がるのだけど、それを文章で説明しようとすると無理が生じる。まず、言葉で視覚芸術は説明できない。私は文学に移って良かった。次に、そもそも理論が乱暴で短絡的で破綻してる。私は学問をやめて良かった。


38階でお好み焼きを食べる。雨の夜景を見ながら「あっちが新宿」とか「あのへん六本木かな?」とか言ってるうちに、手が届きそうなところでコウコウと光る渋谷まで歩こうということになる。一駅歩くのってウキウキする。
見たことないものにビックリしながら、知ってる2点間の空白を線で繋いでく。これが正解かなって道筋を探って繋ぐのは、やっぱり楽しいかもしれない。言葉で表現できなくても、自分が納得できればそれでいい。

3人なのに、傘は2本。ぷらぷら歩く、この感じ。


こんなことしていられるのも今のうちだけなのかなぁ。って思うと、ちょっと寂しい。